当店のご案内

お問い合わせメールは、その家の娘さんからでした。「部屋の結露により室内にカビが発生しました。そのカビの胞子が原因の様で、両親が揃って呼吸器系の疾患にかかり入院しました。経過は良好ですが、退院後の自宅療養にあたり、部屋の環境改善が必要と医師が言及されました。その事で是非相談を。」との内容でした。

これを受け、私たちは早速現地を視察し状況確認を行い、依頼者の娘さんと打ち合わせを行いました。そして検討の結果、2パターンの提案をさせて頂きました。

一つはクロス貼り替えや窓サッシ設置などリフォーム案をベースとしたものと、もう一つはリフォームはせずに、全ての部屋の床・壁・天井の除菌処理を行い、光触媒で持続効果を高める高度なハウスクリーニング案でした。

そしてお客様と協議した結果、ハウスクリーニング案で行う事になりました。普通わたしたちの様な工務店は、リフォームを中心とした改善案を推奨しますが、ここではちゅうちょなくハウスクリーニング案を推奨いたしました。

その理由は費用の問題です。リフォーム案は予算を遥かに超えていました。何かを削って調整すればと思いましたが、削れないのはお客様の健康と完全な環境改善です。医師の環境改善の意味を理解し、そしてお客様の立場になり、費用対効果に的を絞るとハウスクリーニングが当然の選択でした。そしてアースホームサービスはそれに伴うスキルを持ち合わせていて準備が出来ていたからです。

提案から一週間、作業は予定通り終了しました。後日、回復されたお客様から感謝のお言葉を頂き、私たちの日々の励みとなっております。さらにアースホームサービスの企業としての役割が明確になる切っ掛けを与えて下さったお言葉でした。

役割は「快適」をお届けする事

私たちはこれまで、お客様に「快適環境を造る」提案で、「造る」業務が中心でした。この案件を通して、今後の私たちは「快適」をお届けする事が中心であり目標と定め、「造る」事はその手段の一つとし、全体枠組みを替える事が肝要と気付きました。

つまり快適を司るアイテムをかつての様にリフォームだけに留めるのではなく、最適な状態に戻すリペア作業や、高度なハウスクリーニングを含めた業務展開の必要性を認識しました。

そしてお客様から頂いた「感謝の言葉」が実施への導きとなり現在に至っております。この様な経緯のもと私たちのサイトタイトルは「ハウスクリーニング＆リフォームはアースホームサービスにお任せ下さい!」になっています。