ワンハンドレッドヒルズ(千葉市あすみが丘)輸入住宅のリフォーム

ワンハンドレッドヒルズ(千葉市あすみが丘)輸入住宅のリフォーム

ワンハンドレッドヒルズ(千葉市緑区あすみが丘)のリフォーム工事の紹介です。

ワンハンドレッドヒルズでの工事は、2回目です。前回は売却に伴うお部屋の整備をメインとした退去後のハウスクリーニング・リフォーム。今回は物件を購入されたお客様からの注文です。

千葉市緑区 一戸建て住宅

物件概要

所在地:千葉市 緑区あすみが丘

交通:JR外房線 / 土気駅 徒歩1800m

エアコン新設・専用配線・X線壁内検査・コア抜き

既存のセントラルヒーティングが、致命的な故障のため使用出来ず、壁付けエアコン2台を新設する事になりました。エアコンに必要な電源や冷媒管スリーブも同時に新設です。初めに200Vの電源コンセント設置。リビングより遠く離れた所にある分電盤より壁や天井の中を通し専用配線を引っ張ります。露出配線はしませんので、所々の壁・天井を剥がし全て隠蔽配線を行いました。

画像はレントゲン撮影の様子です。コア抜きの際、コンクリート内の鉄筋や電線類を避けなければなりません。X線によるコンクリート内調査を実施しました。次はエアコンの冷媒菅スリーブの工事です。コンクリートの壁厚は180ミリ、そこに75φの貫通穴を開ける(コア抜き)作業となります。

X線によるコンクリート内調が完了し、コア抜き作業実施の様子です。先端にダイヤモンドビットがついたコアドリル(穿孔機)を使用した湿式穿孔方式で行いました。

200Vの専用配線を行う際に、所々開けた穴は木工事にて修復、最後にクロスを貼って内装完了です。そして壁付け23畳用エアコン2台、設置完了となりました。

米国製水栓金具は変色のため全て交換

既設の水栓金具は全て米国製KOHLER社の製品が使用されていました。全てポリッシュドブラス色、金メッキ仕上げの水栓金具ですが、ご覧のように劣化。残念ですが直しようがなく、KOHLER IM-K394-4CP-WDH13に取り替えました。

洗面所の水洗金具も青錆や黒ずみが生じています。こちらも設置に互換性のあるKOHLER IM-K394-4CP-WDH13に取り替えました。ポップアップ類の金具も同時に交換です。

浴槽の水栓金具もメッキが変色しています。しかしハンドル・吐水孔が共に廃盤になっており、後継品も無く、取り替えが困難です。仮に国産の製品を代替えとして試みても、浴槽廻りを解体し配管のやり直しになるので、現実的ではありません。そこでここでは、取り替えではなく、メッキのリメイクで修復することにしました。

メッキを丁寧に研磨し全て剥がしてから、カラーリングを行います。水栓金具の脱却を試みましたが、取り付けネジが腐食、困難の様でしたので現状で塗装します。水栓の形状が大きめで、デザインも比較的シンプルでしたので、問題無くリメイク作業が出来ました。

使用した塗料は車用のブラスゴールドメタリック、酸化防止のため仕上げにクリアーを塗布、リメイク完了です。

ペーパーホルダーはKAWAJUN のガラス棚付ダブルペーパーホルダー SC-27Mに交換